自動売買EAの具体的な選び方【中級編】ロジック別・相場別の使い分け
目次
初心者から中級者へのステップアップ
これまでの連載では、EA(自動売買ツール)の基礎的な選び方を解説してきました。
今回は一歩進んで、ロジック別・相場別のEA選びについて詳しく解説します。
EAはロジックの特徴によって得意な相場が異なります。
この特性を理解しないと、「せっかくのEAが成績を出せない」という事態になりかねません。
ロジック別のEAタイプと特徴
1. ブレイクアウト型EA
- 概要:サポートやレジスタンスを突破した瞬間に順張りで仕掛ける
- 得意相場:強いトレンド発生時
- メリット:短期間で大きな値幅を狙える
- デメリット:ダマシブレイクに弱い
おすすめ例:
- 経済指標発表時の急騰狙いEA
- 欧州時間のブレイク戦略EA
2. レンジ逆張り型EA
- 概要:価格が一定の範囲(レンジ)で上下している間に反転を狙う
- 得意相場:方向感のない相場
- メリット:高い勝率を維持しやすい
- デメリット:トレンド発生時に損失が拡大しやすい
おすすめ例:
- ボリンジャーバンド逆張りEA
- RSIオシレーター反発狙いEA
3. スキャルピング型EA
- 概要:数秒〜数分の小さな値幅を狙う超短期売買
- 得意相場:比較的安定した時間帯の小動き相場
- メリット:多くのトレード回数でコツコツ利益
- デメリット:スプレッド・約定力の影響を受けやすい
おすすめ例:
- 東京市場の早朝スキャルEA
- ゴールドの高速スキャルEA
相場別のEAの使い分け
📈 トレンド相場向け
- ブレイクアウト型EAが有効
- 高ボラティリティ時に活躍
- 例:経済指標前後、地政学イベント発生時
🔄 レンジ相場向け
- レンジ逆張り型EAが有効
- ボラティリティが低く方向感がない時期に最適
- 例:アジア時間のドル円
⚡ 高速変動相場向け
- スキャルピング型EA
- VPSと低スプレッド口座が必須
- 例:ゴールド・EURUSDの欧州時間
EA選びの実践ステップ
1. 自分の稼働時間・通貨ペアを決める
- 取引対象はドル円?ゴールド?
- 稼働時間帯はロンドン時間?東京早朝?
2. 相場環境を分析
- 現在の相場はトレンドかレンジか?
- ATR・ADXで相場の強弱を数値化
3. ロジックに合うEAを選定
- トレンド相場 → ブレイクアウト型
- レンジ相場 → 逆張り型
- 小刻みな動き → スキャルピング型
4. バックテスト+フォワードテスト
- 過去2〜3年分のバックテスト
- デモ口座でのフォワードテストで安定度を確認
BALANCEAのロジックと適性
BALANCEAは基本的にレンジ相場に強い設計で、トレンド急変時も一定のリスク管理機能があります。
- 長時間稼働型
- ナンピン・マーチン非採用(低リスク)
- VPS運用で安定稼働可
👉 詳細はこちら:BALANCEA公式ページ
まとめ:EAは「得意分野」で選ぶ
✅ EAのロジックは必ず把握する
✅ 相場環境に応じて使い分ける
✅ バックテストとフォワードテストで信頼性を確認
EAをローテーション運用できれば、安定した長期利益を目指せます。
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